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液晶ポリマー(Liquid Cristal Polymer)

別名 LCP
概要 液晶ポリマーには、サーモトロピック型(熱溶融型)とリオトロピック型(溶液型)の二つがあるが、近年、新しい成形材料として企業化が注目されているのは前者である。
プラスチックと同じ成形が可能なうえに、高弾性・高強度・低成形収縮率・耐薬品性・低線膨張率・自消性などの優れた特性をもつ。
これは、ポリマーが剛直な棒状高分子であることにより、溶融状態において高度に配向し、繊維補強の効果、いわゆる自己繊維補強効果をもつためである。
原料 p-ヒドロキシ安息香酸、各種ジオール、芳香族ジカルボン酸など
用途 耐熱電気・電子部品を中心に広汎な分野への応用、コネクター、ソケット、ボビン、抵抗器、リレー、ヒューズ部品、モーター部品、オーブン・レンジ部品、プリント基板、IC製造装置部品、ランプ部品