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フェノール樹脂(Phenolic resin)

別名 PF ベークライト、フェノールホルマリン樹脂
概要 フェノール樹脂は、1907年アメリカのベークランド博士により、初めて工業化されて以来90年の歴史を有し、耐熱性、寸法安定性、機械的強度などの優れた特性により、厨房器具分野から、電子部品、電気部品分野まできわめて幅広い需要分野をもつ。
一時、各種プラスチックの工業化により需要の浸食もみられたが、射出成形ができるようになり大幅な生産性向上が図られ、またその優れた物性とも相まって、根強い需要を持ち続けている。
原料 石炭酸、ホルマリン、メタノール、ヘキサメチレンテトラミン、その他(充填剤・離型剤・着色剤)
用途 家電機器部品、厨房器具部品、重電機器部品、自動車部品、配線器具部品、通信機部品、住宅・建材