ポリカーボネート樹脂（Polycarbonate）

別名	PC ポリー４、４’－イソプロピレンジフェニルカーボネート
概要	ポリカーボネートとは､主鎖に炭酸エステル結合を有する高分子の総称であるが、現在工業的に生産されているのは、ビスフェノールAタイプのものを原料にしている芳香族ポリカーボネートのみである。この樹脂は1956年バイエル社のSchnellIによって開発、現在では米国、西欧、アジアなどで生産され、工業部品から雑貨まで多彩な用途に使用されている。
原料	ビスフェノールA、塩化カルボニル
用途	【電子・電気】 ■用途電子通信 ■製品例コネクタ、リレー部品、電話部品、TV部品 ■用途家庭電器 ■製品例ヘヤドライヤ、フードプロセッサ、アイロン部品 ■用途照明、信号 ■製品例照明グローブ、船舶灯ボディ、交通信号ハウジング ■用途重電 ■製品例端子類、ヒュ－ズ筒【機械】 ■用途自動車 ■製品例ドアハンドル、シロッコファン、銘板類 ■用途精密機械 ■製品例カメラボディ及び鏡胴、時計地板、自動販売機部品 ■用途機械部品 ■製品例ゲージグラス、ポンプ部品、電動工具ハウジング ■用途事務機 ■製品例複写機部品、レジスタハウジング【医療・保安】 ■用途保安用具 ■製品例ヘルメット、防具面、保護メガネ、盾 ■用途医療 ■製品例人工肝臓部品、人工肺、目薬容器【雑貨】 ■用途家庭用品 ■製品例ほ乳びん、食器、クシ、サンダル ■用途その他 ■製品例玩具、筆箱、つり竿ケース、つりリール部品【押出】 ■用途シート ■製品例安全窓ガラス、ボールト、カーブミラー ■用途フィルム ■製品例カレー容器、水洋かん容器【コンパウンド】 ■用途 ABS/PC、PBT/PC、PET/PC